飲食店の壁紙の選び方

2025/06/08 ブログ
カフェレストランイメージ

飲食店にとって壁紙は、お店の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。どのような壁紙を選ぶかは、お店のコンセプトやターゲット層によって大きく変わります。


壁紙選びのポイント

1. コンセプトとの一貫性

お店のテーマや提供する料理と壁紙が合っているかを確認しましょう。例えば、和食店なら落ち着いた和柄や土壁風、イタリアンならテラコッタ調やレンガ調などが考えられます。モダンなカフェならシンプルな無地や幾何学模様、ポップなダイナーなら鮮やかな色使いなど、コンセプトと統一性を持たせることで、お客様に一貫したブランドイメージを提供できます。

 

2. ターゲット層

誰に、どんな体験を提供したいのかを考えましょう。

  • ファミリー層向け:明るく清潔感のある色合いや、可愛らしい柄
  • ビジネス層向け:落ち着いた色合いや高級感のある素材
  • 若者向け:トレンド感のあるデザインやSNS映えするような個性的な壁紙

 

3. 色の効果

色が人に与える心理的影響を考慮しましょう。

  • 暖色系(赤、オレンジ、黄):食欲増進効果や活気ある雰囲気
  • 寒色系(青、緑):落ち着きや清潔感、リラックス効果
  • 中間色(ベージュ、グレー):どんな空間にも馴染みやすく、上品な印象

 

4. 素材と機能性

飲食店の壁紙は、デザインだけでなく機能性も重要です。

  • 耐久性:多くのお客様が出入りするため、傷がつきにくい素材を選びましょう。
  • 防汚性・抗菌性:飲食物が飛び散る可能性も考慮し、汚れが拭き取りやすい素材や抗菌機能のあるものが衛生的です。
  • 防火性:日本の消防法では、内装制限があり、飲食店では不燃材料や準不燃材料の使用が義務付けられている場合があります。事前に確認し、適切な材料を選びましょう。
  • 吸音性:会話の多い飲食店では、吸音性のある壁紙を選ぶことで、お客様が快適に過ごせる空間になります。

 

5. 照明との相性

壁紙の色や柄は、照明の当たり方によって見え方が大きく変わります。昼と夜、自然光と店内の照明など、様々な条件下での見え方を確認しましょう。間接照明を使って壁紙の質感を引き立てるなど、照明計画と合わせて考えることで、より効果的な空間演出が可能です。


壁紙の具体的なアイデア

  • アクセントウォール:壁の一部だけ異なる色や柄の壁紙を使用することで、空間に奥行きや個性を与えられます。店のロゴやアート作品を飾る背景にも最適です。

 

  • 素材感を活かす:木目調、レンガ調、コンクリート打ちっ放し風など、本物の素材に見える壁紙を使うことで、コストを抑えつつ雰囲気を出せます。

 

  • ペイントと組み合わせる:壁紙とペイントを組み合わせることで、よりオリジナリティのある空間を創り出せます。例えば、下半分を壁紙、上半分をペイントにするなど。

 

  • プロジェクションマッピング:壁に映像を投影することで、季節やイベントに合わせて雰囲気を変えたり、お客様を楽しませる演出ができます。

 

  • アートを取り入れる:壁紙自体をアート作品のようなデザインにしたり、シンプルな壁紙に絵画やグラフィックを飾ることで、洗練された空間を演出できます。

壁紙は一度貼ると簡単には変えられないため、慎重に検討し、お店の魅力を最大限に引き出す壁紙を選ぶことをお勧めします。

 

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